2020年10月1日 【更新】新型コロナウイルス感染症への対応について

株式会社日本ヒューマンサポート
代表取締役 久野義博

新型コロナウイルス感染症への対応について

拝啓 秋冷の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は当ホームを御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症については、7月22日より始まった『Go Toトラベルキャンペーン』や8月の夏休み、9月の4連休での人の移動などにより、関東近県では東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の順番で新規感染者数及び経路不明者数が一定程度増加しており、当社運営施設の周辺地域に於きましても同様の状況が発生し続けております。また、10月1日からは『Go Toトラベルキャンペーン』から除外されていた東京都が新たに加わりましたので、更なる感染の拡大と拡散が進むのではないかと考えております。

9月30日時点に於いて、当社運営施設ならびにグループ施設では、感染者が一人も出ておりません。これはひとえに、ご入居者様・ご家族様のご協力あってのことであり、深く感謝申し上げます。

季節は夏から秋へと移り、朝夕の気温も夏場の異常な気温が嘘のように肌寒く感じる日が多くなってまいりました。

これからの季節で最も注意しなければならないのが【インフルエンザウイルス】です。

しかも今年は【新型コロナウイルス感染症】との二段構えになります。

ご入居者様やご家族様のことを考えますと、面会制限を解除したいところではありますが、これから迎え来る【インフルエンザウイルス】への対策及び【新型コロナウイルス感染症】への対策を考えますと面会制限は継続実施し、警戒に当たるべきとの見解に至りました。

ご入居者様・ご家族様に於かれましては、多大なるご不便をお掛けすることとなりますが、何卒ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 敬具

【1.ご面会について】

◎当社運営の入居施設において、10月1日(木)以降も当面の間、ご家族様ならびに関係者の皆様の来館やご入居者様との面会を原則としてお控えいただき間接的な面会を基本とさせていただきます。

 注)期限については、近隣都県の状況を鑑み決めさせていただきます。

 

面会が必要なご事情がある場合1には、「事前に」施設管理者までお申し出願います。

※1…1度の面会者数は1名限りとし、面会者の検温・体調確認をさせていただきます。37.5度以上の発熱風邪等の症状(倦怠感・咳・腹痛・嘔吐等)過去2週間以内に発熱がある時は、ご面会を遠慮いただきます。また、面会時はマスク持参・手洗い又は手指消毒・施設内では常時マスク着用をお願い致します。

 

間接的な面会2については、予約制等の一定ルール下において、これまで通り継続して参ります。実施している入居施設の有無に関しては、ご確認いただきますようお願い申し上げます。

※2…窓越しで電話等による面会や音声のみの会話、パソコンやスマートフォン、タブレット端末を用いたオンライン面会(テレビ電話システムやWebアプリのビデオ通話機能等のインターネットを利用する面会)のこと。

 
      ※これまでの感染予防対策を継続して実施して参ります。※      
 

【2.感染予防ならびに感染拡大防止対策について】

➣感染拡大防止対策 

・当社職員は出勤時ならびに勤務中(サービス提供前後)に手洗い・うがい・手指消毒、必要時に手袋の着用・咳エチケットの徹底。

・マスクを着用し、感染機会を減らす取り組みの実施。

・適宜、館内を換気し空気の入替を実施。

・次亜塩素酸ナトリウム等を用いて館内の手摺やドアノブ等の定時消毒の実施。

・送迎車両の換気と適宜消毒の実施。

 

➣職員対応 

・当社職員は出勤前に検温ならびに体調確認の実施、37.0度以上の発熱風邪等の症状(倦怠感・咳・腹痛・嘔吐等)がある場合、出勤を取り止める。

・上記症状が認められる場合は、特別休暇を付与して4日間の自宅待機・療養の徹底。また、状況により最大で14日間の特別休暇を付与してこれに対応する。

・感染リスクが高いとされる『3つの密』を回避する。(①換気が悪い密閉空間②多数が集まる密集場所③間近で会話や発声をする密接場所)

【インフルエンザウイルス】への対策として、アレルギー等がない限りは予防接種を受ける機会を設けて実施して参ります。

➣ご入居者様・ご利用者様対応 

・ご入居者様の定期的なバイタル測定の実施。

・体調不良時には主治医又は訪問医等へ早期の報告・連絡・相談を行う。

・重症化リスクの高い方の情報を事前に確認し、早期対応に努める。また、状況により居室内でお過ごしいただきます。(居室での食事提供も含む。)

・外出については、感染予防を最大限に考え、『3つの密』となるような場所は避ける等、都度ご相談させていただきます。

・レクリエーションや機能訓練につきましても、感染予防策を講じつつ、『3つの密』を回避し、回数や人数等の調整を図りながら、実施して参ります。

・在宅系サービス、通所系サービスのご利用者様には、利用日の朝、ご本人様またはご家族様による自宅での検温依頼を実施。

・自宅で検温できないご利用者様には当社職員が体温計と酒精綿等を用意し、検温を実施。37.0度以上の発熱風邪等の症状(倦怠感・咳・腹痛・嘔吐等)がある時は、ご利用を遠慮いただきます。

・可能な限り【インフルエンザウイルス】への対策として予防接種を受けていただきますようご協力のお願い申し上げます。

 

 

【3.感染者・感染疑いが発生した時の対応について】

・新型コロナウイルス感染症の感染者・感染疑いが発生した場合は、「1.かかりつけ医」「2.近隣の医療機関」「3.管轄の保健所等」と連携を図り、以下の対応を実施致します。

 

職員の場合)感染者・感染疑い・濃厚接触にあたる職員の出勤停止。

ご入居者様の場合)濃厚接触にあたる方、重症化リスクの高い方は居室にてお過ごしいただき、更なる感染の拡大防止に努めます。(居室での個別対応とします。)

・当該居住エリアのご入居者様ならびに職員の検温、体調管理・確認の実施。

・事業所内の消毒を実施。

・グループ事業所間による応援体制を敷くなどの出来得る限りの対策を講じ、サービス提供の継続に努めて参ります。

・サービスの提供継続に関しては、人員の態勢にもよりますが一部サービス内容の見直しをさせて頂く場合がございます。

 
以上
 
引き続き、日本政府や厚生労働省、当該都道府県ならびに市町村・保健所等からの最新情報の把握に努め、適切な感染症防止対策を講じた上で事業の継続・サービス提供の継続を行って参ります。