2020年12月5日 【更新】新型コロナウイルス感染症への対応について
株式会社日本ヒューマンサポート
代表取締役 久野義博
新型コロナウイルス感染症への対応について
拝啓 師走の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は当ホームを御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。
冬場を迎え新型コロナウイルス感染症は、想定よりも早い段階で全国的に感染拡大が生じている状況にあり、新規感染者数ならびに重症者数はともに緊急事態宣言時を上回る数字で推移しております。
新型コロナウイルス感染症は、基礎疾患のある方と高齢な方ほど重症化リスクが高いことは周知の事実ですが、今は、緊急事態宣言時と同様かそれ以上の強い危機感をもち、職員一人一人が日々の行動にも細心の注意を払い、対処しているところであります。
11月30日時点に於いて、当社運営施設ならびにグループ施設では、未だ感染者が一人も出ておりません。これはひとえに、ご入居者様・ご家族様のご協力あってのことと深く感謝申し上げます。
ご入居者様やご家族様のことを考えますと、面会制限を解除したいところではありますが、感染拡大状況にある現状を踏まえますと、引き続き面会制限を実施するとともに最大限の警戒に当たるべきとの見解に至りました。
ご入居者様・ご家族様に於かれましては、長期に亘り多大なるご不便をお掛けすることとなりますが、何卒ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
敬具
記
◎当社運営の入居施設において、12月以降も当面の間、ご家族様ならびに関係者の皆様の来館やご入居者様との面会を原則としてお控えいただき、間接的な面会を基本とさせていただきます。
注)期限については、近隣都県の状況を鑑み決めさせていただきます。
◎面会が必要なご事情がある場合※1には、「事前に」施設管理者までお申し出願います。
※1…1度の面会者数は1名限りとし、面会者の検温・体調確認をさせていただきます。37.0度以上の発熱や風邪等の症状(倦怠感・咳・腹痛・嘔吐等) がある時は、ご面会を遠慮いただきます。また、面会時はマスク持参・手洗い又は手指消毒・施設内では常時マスク着用をお願い致します。
◎間接的な面会※2については、予約制等の一定ルールの下、実施して参ります。
注)実施の有無に関しては、施設へ直接ご確認いただきますようお願い申し上げます。
※2…窓越しでの電話等による面会、パソコンやスマートフォン、タブレット端末を用いたオンライン面会(テレビ電話システムやWebアプリのビデオ通話機能等のインターネットを利用する面会)のこと。
【2.年末年始の外出・外泊について】
◎年末年始の外出・外泊は、原則としてお控えいただきますようお願い申し上げます。
注)会食等複数の人が集まる場への出席も含む。
◎やむを得ず外出・外泊される場合は、マスクの着用・手指消毒・3密(密閉・密集・密接)の回避・検温等、感染防止対策を実施願います。
◎やむを得ず外出・外泊された場合、当ホームへ帰所後一定期間(概ね1週間程度)、体調観察の為、居室対応とさせていただきますので、ご了承願います。
【3.感染予防ならびに感染拡大防止対策について】
➣感染拡大防止対策
・当社職員は出勤時ならびに勤務中(サービス提供前後)に手洗い・うがい・手指消毒、必要に応じ手袋の着用・咳エチケットの徹底。
・マスクを着用し、感染機会を減らす取り組みの実施。
・適宜、館内を換気し空気の入替を実施。
・次亜塩素酸ナトリウム等を用いて館内の手摺やドアノブ等の定時消毒の実施。
・送迎車両の換気と適宜消毒の実施。
・パーティション等を用いて、飛沫防止への対策を実施。
➣職員対応
・当社職員は出勤前に検温ならびに体調確認の実施、37.0度以上の発熱や風邪等の症状(倦怠感・咳・腹痛・嘔吐等)がある場合、出勤を取り止める。
・上記症状が認められる場合は、特別休暇を付与して4日間の自宅待機・療養の徹底。また、状況により最大で14日間の特別休暇を付与してこれに対応する。
・感染リスクが高いとされる『3密』を回避する。(①換気が悪い密閉空間、②多数が集まる密集場所、③間近で会話や発声をする密接場所)
※【インフルエンザウイルス】への対策として、アレルギー等がない限りは予防接種を受ける機会を設けて実施して参ります。(=実施済み)
➣ご入居者様・ご利用者様対応
・ご入居者様の定期的なバイタル測定の実施。
・体調不良時には主治医又は訪問医等へ早期の報告・連絡・相談を行う。
・重症化リスクの高い方の情報を事前に確認し、早期対応に努める。また、状況により居室内でお過ごしいただきます。(居室での食事提供も含む。)
・外出については、感染予防を最大限に考え、『3密』となるような場所は避ける等、都度ご相談させていただきます。
・レクリエーションや機能訓練につきましても、感染予防策を講じつつ、『3密』を回避し、回数や人数等の調整を図りながら、実施して参ります。
・在宅系サービス、通所系サービスのご利用者様には、利用日の朝、ご本人様またはご家族様による自宅での検温依頼を実施。
・自宅で検温できないご利用者様には当社職員が体温計と酒精綿等を用意し、検温を実施。37.0度以上の発熱や風邪等の症状(倦怠感・咳・腹痛・嘔吐等)がある時は、ご利用を遠慮いただきます。
※可能な限り【インフルエンザウイルス】への対策として予防接種を受けていただきますようご協力のお願い申し上げます。
【4.感染者・感染疑い・濃厚接触が発生した時の対応について】
◎新型コロナウイルス感染症の感染者・感染疑い・濃厚接触が発生した場合は、
「1.かかりつけ医」「2.近隣の医療機関」「3.管轄の保健所等」と連携を図り、以下の対応を実施致します。
・職員の場合・・・
感染者・感染疑い・濃厚接触、また風邪等の諸症状が認められる場合、出勤停止とする。同居のご家族様に上記状態が認められた場合も同様の対応とします。
・ご入居者様の場合・・・
濃厚接触にあたる方、重症化リスクの高い方は居室にてお過ごしいただき、更なる感染の拡大防止に努めます。(居室での個別対応とします。)
※在宅系サービス、通所系サービスのご利用者様に感染者又は感染疑いが発生した場合は、2週間ご利用を控えていただきます。他事業所を併行してご利用されているご利用者様も同様の対応とさせていただきます。
※利用再開に当たっては、①医療機関等でのPCR検査の結果が「陰性」であること、②体温、諸症状が回復していることなどの確認をさせていただきます。
・当該居住エリアのご入居者様ならびに職員の検温、体調管理・確認の実施。
・事業所内の消毒を実施。
・グループ事業所間による応援体制を敷くなどの出来得る限りの対策を講じ、サービス提供の継続に努めて参ります。
・サービスの提供継続に関しては、人員の態勢にもよりますが一部サービス内容の見直しをさせて頂く場合がございます。